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平成22年 3月文教福祉委員会−03月16日-02号

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  1. 長岡市議会 2010-03-16
    平成22年 3月文教福祉委員会−03月16日-02号


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    平成22年 3月文教福祉委員会−03月16日-02号平成22年 3月文教福祉委員会 平成22年3月16日(火)午前10時開議    ────────※──────── 〇出席委員(9人)   鈴 木 正 一 君   藤 田 芳 雄 君   加 藤 尚 登 君   中 村 耕 一 君   細 井 良 雄 君   池 田   彌 君   松 井 一 男 君   大 平 美惠子 君   家 老   洋 君    ───────────────── 〇委員外議員で出席した者   山 田 省 吾 君   杵 渕 俊 久 君   丸 山 広 司 君   関   充 夫 君   桑 原   望 君   杉 本 輝 榮 君   古川原 直 人 君   長谷川 一 作 君   関   正 史 君   丸 山 勝 総 君   西 澤 信 勝 君   藤 井 達 徳 君   諸 橋 虎 雄 君   長谷川 一 夫 君   水 科 三 郎 君   笠 井 則 雄 君
      高 野 正 義 君   酒 井 正 春 君   加 藤 一 康 君   山 田 保一郎 君   五十嵐 清 光 君   大 地 正 幸 君   小坂井 和 夫 君   恩 田 正 夫 君   五 井 議 長    ────────※──────── 〇説明のため出席した者   小野塚副市長      大野副市長   山崎地域政策監     羽賀福祉保健部長   北本福祉総務課長    谷内田福祉相談課長   瀬下介護保険課長    鈴木国保医療課長   佐野健康課長   加藤教育長       野口教育部長   押見教育総務課長    武樋学務課長   腮尾学校教育課長    矢沢子ども家庭課長   若月保育課長      韮沢中央公民館長   小野田中央図書館長   山屋科学博物館長   山岸教育センター所長  星野学校教育課管理主事   島倉学校教育課管理主事   小黒中之島支所長    西沢越路支所長   佐藤三島支所長     青木山古志支所長   村山小国支所長     古室和島支所長   本合寺泊支所長     長谷川栃尾支所長   長谷川与板支所長    ────────※──────── 〇職務のため出席した事務局職員   五十嵐事務局長     森山課長   長谷川課長補佐     五井議事係長   山内主任    ────────※──────── ○鈴木正一 委員長  これより会議を開きます。    ────────※──────── 1 議案第11号 平成22年度長岡市一般会計予算(続) ○鈴木正一 委員長  議案第11号を議題といたします。    ─────────────────  (1) 第1条 歳入歳出予算中   〔歳出10款1〜5項〕 ○鈴木正一 委員長  質疑はありませんか。 ◆松井一男 委員  それでは、説明書の357ページ、4目教育諸費、熱中!感動!夢づくり教育推進事業費の中身をちょっとお聞かせいただきたいと思います。大変盛りだくさんのメニューを熱心にお取り組みいただいていることについては承知してございますし、本年の2月16日発表の平成22年度当初予算(案)の概要の中にも詳しく記載がされているわけですけれども、細かく見ていきますと、予算の説明書と予算(案)の概要の項目が対照し切れなかったものですから、予算(案)の概要の15ページをごらんいただいて、この2つがどうしても見つけられなかったんですね。ふるさと大好き!親子ながおか探訪ツアー2万2,000円、バスで水族館ドキドキ体験5,000円、非常に金額が小さくて、どういった事業をするのかなと思っておったんですが、説明でも特に触れられていなかったようでございますし、説明書の中でこの2項目がどこの項目で上がっているのかということと、事業の内容について御説明をいただけませんでしょうか。要は2月16日の記者発表資料の中に項立てがされているわけですから、新規なり、何か特色のある事業なんだろうなというふうに推察をするわけですけれども、説明はありませんでしたし、この2項目に関しては説明書の10款教育費の中でもちょっと発見できなかったものですから、掲載そのものや趣旨は別にどうこうではないんですが、どういった内容のものであるかということを御説明いただけませんでしょうか。 ◎山屋 科学博物館長  では、私のほうから、バスで水族館ドキドキ体験について御説明させていただきます。  これはスクールバスのあいているときに、それを活用させていただきまして、学校、幼稚園、保育園等々で要望がありましたら、寺泊水族博物館のほうに来ていただいて、こちらで学芸員が説明申し上げて、それでまたバスで帰っていただくというような体験学習の場を提供するものでございます。 ◎韮沢 中央公民館長  御質問のありましたふるさと大好き!親子ながおか探訪ツアーにつきましては、合併しましたこの長岡市域の名所史跡、自然科学や……   〔何事か呼ぶ者あり〕 ◎韮沢 中央公民館長  失礼いたしました。説明書のページで言いますと、これは社会教育費のほうで、中央公民館事業の中の位置づけでございます。 ◆松井一男 委員  これから説明があるところのものだったようでございますが、要は「熱中!感動!夢づくり教育」は長岡市が進めている教育事業のテーマでございますから、予算の項立てだとか、目だとかにこだわらずにおやりになっているのはよく承知しているんですけれども、357ページに12項にわたってこれだけ説明されているわけです。何かこだわっていないんだけれども、こだわっているわけですから、これから説明をしたり、その成果を発表したり、それから他の団体にPRするときに、あまり教育諸費の中での枠取りにはこだわっていないんだということでお進めになるのか、再掲でもいいからここで上げておくのかということを何か整理されたほうがいいんじゃないかなと思うわけなんですけど、お考えがありましたらお聞かせください。 ◎小野塚 副市長  発表資料は、やっぱり事業項目ごとになるべくまとめてやるんです。今の博物館とか社会教育費とかのほうでの予算づけは目的の款項目にきちっと載せなきゃいけないですし、やっぱり発表資料は事業単位でわかるようにしますので、委員がおっしゃるように、必ずしも説明書と発表資料が一致することはありません。そういうことで承知おき願いたいと思います。発表資料のほうは、目単位とかそういうことで載せてありませんので、ばらつきがありますから承知願いたいと思います。 ◆松井一男 委員  それに関連して、我が会派の丸山勝総議員が……いつだったかな。別の機会にお願いをしたこともあるわけですけれども、その発表資料の中で、できれば新たな取り組みのところには、新規ですとか、そういうふうな表記があると大変わかりやすいのかなと思います。継続、新規を書き出すと切りがないという説明を以前に伺った覚えがあるんですけれども、特徴的な取り組みとして新たに取り組むんであれば、「新」というふうな表記があるとありがたいなと思うわけで、御配慮いただければと思います。 ◎小野塚 副市長  最近までは、新規事業には「新規」という字を入れていたんですが、合併してからすごくいっぱいになりまして、その表記をするのもなかなか大変なことになりますので、今ちょっと省略しているんだと思います。 ◆細井良雄 委員  何点かお聞きしたいと思います。  1つ目は、説明書の355ページの子どもふれあいサポート事業について、2,838万3,000円の予算が盛られておりますが、これについては基本的には不登校児等の関係の対応というふうに聞いておりますが、この間の不登校児の実態がどのような状況になっているのか。去年からことし、それに比べてどういうふうになっているのか。また、これについての対応でどのような改善がなされているのか、お聞きしたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  まず、不登校児の実態というか、推移でございますが、小学校におきましては微減というんでしょうか、少し減少の傾向がございます。中学校は、逆に微増というんでしょうか、ここ数年高どまりというんでしょうか、ちょっとふえつつあるという傾向がございます。  こういった不登校児に対しましては、当然学校のほうでは本当に注意深く見ておりまして、今最低でも3日間連続で休んだ場合、家庭訪問等をして対応しておりますし、あと市の教育委員会といたしましても、いろんな専門機関というんでしょうか、教育センターあるいは学校教育課にサポートチームがありますが、そういったことで深刻化する前にその対策ということで、今取り組んでおるところでございます。 ◆細井良雄 委員  その中の適応指導教室運営経費、これが一番高い金額が盛られていますが、これについてはどのような内容なのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  適応指導教室が4カ所あるんですが、まず長岡のフレンドリールームというところの指導員3名の報酬と、あと栃尾のやまびこルーム、寺泊のはまちゃん教室、それから小国の日だまりルームで働いていただいている指導員の方々の報酬でございます。 ◆細井良雄 委員  この点については、家庭でも大変心配している内容でございますので、引き続き力を入れて進めていただきたいと思います。  関連して、359ページですね。小中連携推進事業費が載っております。これについては、前に県単事業で実施した中1ギャップのパイロット事業のことではないかというふうに思うんですけれども、これについても先ほどから話があった登校拒否の引き金になるということで、これを直そうという事業ではないかというふうに思います。たしか本年度に宮内中学校でやられたんではないかなと思うんですけれども、今後この事業が広がっていくということで盛られているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎腮尾 学校教育課長  この小中連携推進事業につきましては、長岡市のほうで本年度からスタートした事業でございまして、今ほど委員からお話もありましたけれども、いじめ、不登校ですとか、いわゆる中1ギャップの解消に向けた取り組みもその目的の1つとして考えております。以前県のほうがパイロット事業ということで宮内中学校で行ったのはたしか2カ年間だったかと思うんで、それはそれで終わっておりまして、それ以降はございません。市のほうでは、そういった小・中連携の必要性が本当に出てまいりましたので、2カ年かけまして、今年度、来年度と青葉台中学校区と、与板中学校区で今検討委員会を立ち上げて推進施策を検討していただいているということでございます。 ◆細井良雄 委員  じゃあこの経費の内容は検討委員会の費用ということでございますか。 ◎腮尾 学校教育課長  この平成22年度の予算につきましては、小・中連携のあり方を考える懇談会の市民も含めた有識者8人の委員の方の経費と、あと先ほど申し上げました青葉台中学校区、与板中学校区のモデル地区での事業にかかわる予算と、あとこの2地区以外にも交流行事を促進したいということで、バスの借り上げに係る経費も新規に盛らせていただいております。 ◆細井良雄 委員  宮内中学校では大変効果があったというふうに聞いておりますので、モデルという形からできれば早くモデルをとって、全域に対応をするような形でお願いしたいというふうに思います。 ◎加藤 教育長  ちょっと補足いたしますが、たしか全県で3地区3校のうちの1校だったと思うんですが、宮内中学校が指定を受けて、小学校から入ってきた中学1年生の学級に担任を複数配置して、きめ細かな対応をということなんです。それは県のパイロット事業の中での取り組みでございますが、私どもはただ人を突っ込んでやればいいのか、あるいはもっと違うところで小・中連携が図られないのか、長岡版のものをつくってみようということで、2カ年かけてモデル地区を指定しながらやってもらっているんです。  今、1年検討をいただきましたし、その中で新年度から小学校と中学校の先生がそれぞれの中学校区の学校で、行事だけでなくて授業も持てるような兼務の発令はいかがなものかということで、いわゆる教員の任命権者ですから、既に県の教育委員会に強く申し入れていまして、実現可能な方向だとちらっと聞いております。ただ箱物の小・中一緒の学校をつくろうとか、中・高一緒の学校をつくれば問題解決とかというんじゃなくて、ひとつ長岡版のそういうものを見出していこうということですので、1年かけてまとめをしたいと思っております。 ◆細井良雄 委員  そういう点では、先進的な取り組みだと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、就学援助費についてお伺いしたいと思います。小学校については363ページ、それから中学校については373ページにそれぞれ載っているわけでございますが、今年度の当初予算から見ると微増という関係になっております。この間の不景気の状況で、大変厳しい家庭環境の中で、就学援助の必要性がふえているというふうに私は認識しています。また、この3月議会でも合わせて約2,500万円の増額補正がされているわけですが、この見通しはこんなものでいいのかという点で大変心配があるんです。また補正をすればいいことなんでしょうけれども、ことしの見込みについて若干話があったかと思いますが、もうちょっと詳しくその方向性、それから対応についてお聞かせ願いたいと思います。 ◎武樋 学務課長  就学援助につきましてですけれども、昨日平成21年度の状況について御説明をさせていただきましたけれども、改めて今年度の見込みを申し上げたいと思います。  今年度の準要保護の認定者数につきましては、3,575人を見込んでおるところでございます。全体の児童数としましては2万2,809人ですので、認定率としては15.67%を見込んでいるところでございます。これに対しまして22年度の当初予算は委員御指摘のとおり、21年度に補正もしているという状況の中で、私どもとしてもできる限り多くの方々が対象となるように周知に努めてまいりたいと思っております。ただ、予算につきましては、わずかですけれども、全体の児童数が減少傾向にあるということもございますし、22年度についての予測がなかなかつけづらいということがあります。雇用状況の悪化による影響というのは確かにあるとは思いますけれども、これらを総合的に判断させていただきまして、21年度当初とほぼ同額という形で計上させていただきましたことを御理解いただきたいと思います。 ◆細井良雄 委員  新年度が始まればすぐにもこの申し込みをとるという形をとっていますが、今までのやり方について説明をいただきたいんですが、これの変更やなんかはないですか。 ◎武樋 学務課長  手続につきましては、これまでと全く変更はございません。毎年3月中あるいは4月の入学式前ぐらいまでに、就学援助制度のお知らせとあわせて申請書の用紙を全世帯に配布しております。これによりまして、制度のほうもよりわかりやく、また申請しやすいということで取り組んでいるところです。また、市政だよりですとかホームページにも就学援助制度について掲載しまして、周知を図っているところでございます。したがいまして、手続については今後も徹底していきたいと思っておりますけれども、7月中に手続ができるように準備を進めているところでございます。 ◆細井良雄 委員  そういうことで、大変丁寧な形になってきたというふうに思っておりますが、対象になる人で申請漏れがないように努めていただきたいと思います。  最後の問題なんですけれども、学校給食については、小学校が366ページ、中学校が376ページに載っておりますが、小学校が5,000万円ほどふえておりますが、中学校についてはほぼ昨年と同等になっております。新たな委託校については、どのようになっているのか。  また、この学校給食の民間委託の点について我々は基本的には直営でやるべきだという話をずっと進めてきておりますが、この点についても伺いたいと思うんですけど、まずは数字をお聞かせ願いたいと思います。 ◎武樋 学務課長  まず、小学校の委託校数でございますけれども、平成21年度は12校でございました。平成22年度は15校でございます。ただ、昨年度は従来委託に出していた学校が校舎改築の事情で1年間委託を中断しておりましたので、その再開分が22年度に入っております。実質といたしましては、2カ所の増でございます。学校につきましては、越路小学校と与板の学校給食共同調理場の2カ所を新規に委託する予定でございます。  それから、委託の方針につきましては、長岡市の行政経営改革プランに基づきまして、平成12年度より学校給食の民間委託を進めているところでございます。民間でできることについては民間でという方針の中でありますけれども、学校給食についてはやはり教育の一環であるということも基本にしながら、民間活力を導入することにより経費の節減を図ること、それと民間のノウハウを生かして給食内容の一層の充実、多様化を図る、この2点を目指して実施しているところでございます。当然給食が教育の一環であるということを基本に、さらに安全衛生管理には万全を期して、より充実した学校給食の実施を目指しているところでございます。 ◆細井良雄 委員  今までもそういう方針であるということについては知っておりますが、私たちは給食の現場が本当に子どもたちと、それからつくっている給食調理員の皆さんとの触れ合いも含めて、委託ではなくて直接職員が担っていくことが大変大切だと考えております。このことについては、私どもはそういう方向に行くべきではないというふうに考えていることを述べて発言を終わります。 ◎武樋 学務課長  今ほどの調理員と子どもたちとの触れ合いということでございますけれども、触れ合いについては実際に委託になりましても民間会社のほうにお願いをしているところです。具体的には、給食ができ上がって、配ぜん室に子どもたちが取りに来るわけですけれども、調理員のほうは配ぜん室のところに立って声かけをするですとか、あるいは民間委託の会社ではございますけれども、学校の行事等の際もできる限り参加をお願いしているところでございますので、今後も子どもたちとの触れ合いについては十分配慮して進めていきたいと考えております。 ◆中村耕一 委員  2点ほどお聞かせいただきたいと思います。  説明書の359ページ、認定こども園整備推進事業費ということで盛られております。和光幼稚園の幼保一元化ということになると思うんですが、幼保一元でも種類があるみたいですけれども、ここの場合にはどういうやつなのか、それと長岡市内においては何番目なのか、その辺をお聞かせください。 ◎若月 保育課長  認定こども園につきましては、認可保育園と学校法人の幼稚園とが一緒になってやるもの、それから既存の認可保育園に幼稚園機能のようなものをつけたもの、それから既存の幼稚園に無認可の保育園をくっつけたもの、あと無認可の保育園と認可されないというか、幼稚園的なものをくっつけたものと、この4つの類型がありまして、和光幼稚園につきましては、和光幼稚園がありまして、そこへ新たに認可の保育園をつくりまして、幼保連携型ということでやっていくものでございます。  この4月から学校法人の太陽幼稚園のほうでゼロ歳から2歳までの未満児の部分の認可保育園を併設しました認定こども園を開園する予定になっております。和光幼稚園がこれで2番目ということになります。今、太陽幼稚園のほうは、もう既に認定こども園を視野に入れまして保育園の施設を整備してあったんですが、和光幼稚園のほうはまだ全然そういうことがないので、保育園の施設をつくるために今回この補助金を計上させてもらったものです。 ◆中村耕一 委員  待機児童ということについてはきのう松井委員のほうからもお話が出て、市内ではゼロというふうな話がありました。市内ではゼロですけれども、やっぱり地域別に見ればいろいろな問題があるわけでございます。そういう中でこの幼保一元化というもので解消に向かっていければいいかなと思うんですけれども、この幼と保がそれぞれ所管が違うということでいろいろな難しさがあるかと思うんですけど、何か難しさというか、面倒な部分というか、そういうところはどういうことがあるのでしょうか。 ◎若月 保育課長  確かに保育園のほうの所管は厚生労働省ですし、幼稚園のほうの所管は文部科学省でありますが、組織変更によりまして長岡市教育委員会は保育課のほうで両方を所管しておりまして、私どもの中での事務的な面では少し難しいところがあるんですが、施策としてやっていく上では特に困難な点はありません。 ◆中村耕一 委員  はい、わかりました。現場ではスムーズな対応ができるということで確認をいたしました。  今後この幼保連携といいますか、これはふえていく傾向にはあるのでしょうか。 ◎若月 保育課長  本会議のときにも答弁させていただきましたが、いろいろな保育ニーズがありますので、私立の幼稚園あるいは保育園の民間の事業者の方々にこのような考えがあれば私どもは協力していきますので、ふえる傾向にあるのではないかというふうに思います。 ◆中村耕一 委員  次のところですけど、375ページ、新学習指導要領実施に伴う教材整備事業費とありますけれども、これは具体的にどういうものかだけ教えてください。 ◎押見 教育総務課長  武道場整備といいますか、をさせていただきます。主に柔道用の畳を整備したいという内容になっております。 ◆加藤尚登 委員  それでは、説明書の357ページ、部活動遠征費補助事業費ということで、これは昨年度からの取り組みだったかと思うんですが、昨年度はPR不足でなかなか申し込みがなかったというような反省点を伺っているんですが、新年度の取り組みに向けてどのような準備をなさっているのか、お伺いします。 ◎腮尾 学校教育課長  昨年度の反省を踏まえまして、特に運動部関係が多いもんですから、年度当初に中体連といった組織の担当者が集まる会議でこの制度を説明いたしまして、積極的な参加を呼びかけました。一応そういった改善点でございます。 ◆加藤尚登 委員  確認させていただきたいんですが、当然多いのは体育部系だと思うんですが、文化部のこういう大会の参加に対する遠征費、文化部はあまり遠征費と言わないかもしれませんけど、文化部の移動も対象なんでしょうね。 ◎腮尾 学校教育課長  はい、文化部もそうでございます。例えば吹奏学部等が入っております。 ◆加藤尚登 委員  それでは、365ページ、小学校建設事業費ですが、千手小学校が4階建て、日越小学校が3階建て、大島小学校が3階建てと、大規模改修あるいは建設が行われるんですけれども、昨年度ですか、富曽亀小学校の場合はエレベーターをつけていただいたんですが、この3校の改修、改築ですか、エレベーターはあるんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長  4階建ての部分、それから日越は3階建てなんですが、日越のほうはちょっと承知しておりませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思っています。 ◆加藤尚登 委員  それでは、参考にさせていただきますので、後ほどちょっと教えていただければと思います。  続きまして、367ページの小学校大規模改造事業費の中の旧桂小学校の跡地に残っている校舎の解体工事が載っているんですけれども、これは補助事業ということもあって、今まで耐用年数が終わるまで解体できないんだというふうな説明を伺っていたんですが、その期限が来たということなんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長  補助事業で、今までは償還といいますか、この年数があるということでなかなか壊すことができなかったんですが、20年度に改正がございまして、壊してもいいよと、補助金の返還は生じませんよということになりましたもので、このたび計上させていただきました。 ◆加藤尚登 委員  この校舎の下地というか、跡地は借地なんですよね。その辺のことも念頭にあって、早く壊して整理をしたいという思いがおありなんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長  おっしゃるとおり借地でございます。そして、今借地料をお支払いしているわけですけれども、この議会で議決いただければ、また地元のほうにもそのように話をさせていただきたいということでございます。 ◆加藤尚登 委員  でも、予算が通っていないから、地元とは調整していないということですよね。 ◎押見 教育総務課長  以前において、借地している部分とその隣といいますか、旧桂小学校の市有地だった部分の交換の話があるということは承知しておりますので、今後その辺の調整もさせていただきたいなというふうに思っております。丁寧にさせていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 ◆加藤尚登 委員  よろしくお願いします。
     それでは、続きまして、375ページの中学校の新築あるいは増築、377ページには東北中学校などが出ていますが、昨年の3月の文教福祉委員会で、中村委員だったと思うんですが、東中が教科センター方式による新築をしたもんですから、宮内中学校はそういう設計ですかというようなやりとりの中で、宮内中学校はまだ地元で協議しているので、はっきりした方向は出ていないような御答弁だったんですが、このたびもう設計ができて新年度に工事に入る段階なんですけれども、その宮内中学校も教科センター方式を想定したような設計になっているんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長  宮内中学校の改築につきましても、地元の代表の方あるいは教職員を含めて会をつくりまして、今ほどの御質問の内容についても十分協議させていただきましたが、結果、教科センター方式は採用しないという内容になっております。 ◆加藤尚登 委員  そうですか。  もちろん地元の方との協議の上で東中は教科センター方式に踏み切られて、そのように設計されたすばらしい学校を私も拝見させていただきました。そこで行われている教育は教科センター方式で、新しい取り組みの一歩を踏み出して間もなく1年ぐらいたつんですよね。この1年を踏まえて教科センター方式をどのように評価されていらっしゃるんですか。 ◎星野 学校教育課管理主事  東中学校の教科センター方式につきましては、学校のほうからは非常に前向きに取り組んでいただいておりまして、いい評価だと、非常によく進んでいるというふうには聞いております。 ◆加藤尚登 委員  先行実施されたんで、まだ定まっていない部分もあるんでしょうから、東中でやったから宮内中でもすぐやればいいんじゃないかとは申しませんけれども、なぜ東中で取り組み始めたのを宮内中でしなかったのか、地元の方の理解が得られなかったのかもしれませんけれども、何か理由があるんですか。 ◎野口 教育部長  実は東中を建築するに当たりまして、どういう東中の教育を目指すんだというところから出発をしまして、全国の先進事例等を参考にしながら子どもたちも含めたいろんな話し合いをしていく中で、東中は学校現場も含めて教科センター方式でいこうという合意に至りました。これにつきましては、教育委員会のほうで指導的に方向性を定めたものではなくて、いろんなといいますか、今日本の中で従来型の教室方式と教育センター方式というのが2つありますけれども、東中の教育を進めていく上で、東中としての教育内容を体現するにはどういった施設がふさわしいかということで教科センター方式に決まったものです。  そこを踏まえまして私どもも宮内中学校の次の段階に入ったわけです。そこまで大きくありませんけれども、地元の代表の皆様方、それから先生方と一緒に、東中の検討のときと同じようなスタートラインに立ちまして検討した結果、宮内中学校は地域の皆様も、学校現場の先生方も含めまして、従来型の教室の施設で宮内中学校の教育を進めていこうという結論に至りました。したがいまして、教育委員会で東中をつくったときに、長岡市は教科センター方式で学校教育を進めていくということを定めたものではございません。 ◎加藤 教育長  星野学校教育課管理主事がお答えしましたが、ちょっと不足な部分を感じましたので、つけ加えさせていただきますが、全国にはいろんな形がございますが、約1年間東中学校で東中版の教科センター方式、それをやってみて──委員の皆さんも私もそうだったんですが、中学校のときには自分のクラスルームで教科の先生を待つ、前の時間が数学であれば、消したとしても黒板にちょっと残っているようなところで次の国語、英語があったとような、そういうのがあります。ところが、教科センター方式では教科の部屋がありますから、その部屋に行けばもうその資料が壁面にある。あるいは、教科ゾーンがあるんですが、そこにはもう資料が並んでいるというようなことで、非常に子どもたちの学習意欲の向上に結びついているということがありますし、指導者の面からすると、いつもそこでできるもんですから、教材の持ち運びをしなくて非常に有効に授業展開ができるというようなことの報告がありますし、私も見てそう思います。  当初は、時間ごとに従来の教室から動くわけですから、ちょっと騒がしくなったり、落ちつきがなくなるのかなという心配がありましたけれども、教科センター方式での子どもの動線を考えた設計に最初からなっていましたから、思いのほか子どもたちはスムーズに動いている。東中の生徒は、むしろほかにやっていない教科センター方式で勉強をしているんだという誇りを持って、胸を張っているというのを感じますので、本当に喜んでいるところでございます。 ◎押見 教育総務課長  先ほどのエレベーターの御質問でございますが、日越小学校、それから千手小学校、両校ともエレベーターの設置でございます。 ◆加藤尚登 委員  あっ、そうですか。わかりました。本当に精力的に学校の改築にも取り組んでいて、そんなにいいのに何で宮内でしないのだろうという疑問がわくんだけど、地元の選択、先生方の選択だからしようがないかな。 ◎加藤 教育長  大きなポイントは、学校規模もあるんです。東中ぐらいの規模ですと、今の敷地面積と既存の校舎の面積で大体改築してもあれですが、宮内ぐらいの大規模になりますと、今度は教科の部屋、それからホームルームの部屋と、こうなりますと面積が物すごい形になりまして、そしてテニスコートを食ったり、グラウンドを食ったりなんかしますので、まあそういう要因も大きい要因だと御理解をいただきたいと思います。 ◆加藤尚登 委員  はい、よくわかりました。  最後に、377ページですが、東北中学校も大規模化して、今回増築工事と、また大規模改造の設計のほうと同時に入る予算になっていますが、これの内容についてわかる範囲でお聞かせいただきたいと思います。 ◎押見 教育総務課長  まず、大きい内容は、耐震化工事を中心に大規模改造ということでさせていただきたいと思っております。  それから、実は工事を始めますと教室数がいっとき不足するということになりますので、軽量鉄骨になりますけれども、教室を少し増築させていただきたいというものが主な内容でございます。 ◆大平美惠子 委員  何点かお願いします。  最初に、説明書の357ページ、アシスタントティーチャー配置事業費ですけれども、これは市の単独事業として長岡市が全国に非常に誇れる事業だと思うんですが、昨日も教育長が揺るがぬ決意で進めていくと、一人一人目配りをしていくという決意を語られたんですけれども、数的に見ますと本年度の46人が44人ということで2人減になっているんですけれども、現場からの要請がなかったのか、それともこの2人が削られた理由というものがほかにあるのか、お聞かせください。 ◎腮尾 学校教育課長  このアシスタントティーチャー配置事業につきましては、市の単独事業であるんですが、本年度までというんですか、6年前の地震の関係で新潟県の中越大震災復興基金補助金というので、全額お金が入っておったということなんですが、これが新年度からゼロになると、全額市単費になるということもございまして、担当課といたしましては前年度並みの要求はしたところなんですが、若干査定の段階でカットされたということでございます。 ◆大平美惠子 委員  そういう厳しい財政事情というのもよくわかるんですけれども、学校現場にいろいろな問題が持ち込まれていて、子どもたちにいろいろな方面からの配慮というか、支援が非常に必要になっているという、こういう状況を考えますと、この2名の減員がとっても残念でならないんです。毎年少しずつアップをしてきていましたので、ついそれになれてしまって、この数字を見たときに思わず、えっ、なぜと感じてしまったわけなんです。なかなか人をふやすということは大変なことだと思うんですけれども、事長岡の夢づくり教育に関しては、この教育補助員の制度という本当にすばらしい制度を持っているわけですので、これを今後も削ることなくぜひ継続していっていただきたいなあというふうに私は思っているんですけれども、いかがでしょうか。 ◎加藤 教育長  数がきちっと出ますと、前年度から減っているといかがと、こういう御指摘を受けるんでありますが、それは私どもも十分承知しておりますが、ぜひこれから委員の皆さん、それから学校現場、教職員にも理解をもらいたいのは、やっぱり教育の充実を人の数だけで見ないでいただきたいと。もう全部右肩上がりでいくというのは、ちょっと不可能な状況もいろいろあります。ただ去年より少なくなったから貧弱になったというんじゃなくて、きのうも御答弁申し上げましたが、長岡の先生方は本当に一生懸命やっていますし、資質の向上も見られますので、その先生方を支援するような施策も私どもは考えているわけでございます。大幅な減というのがこれからないように努力をいたしますので、ひとつ数だけでの御判断は、御理解をいただきたいということでございます。 ◆松井一男 委員  2月16日の予算(案)の概要の資料では42人、本年度に比べて4人減と表記されておりまして、財務部の各会派の予算説明の際に、私も気になったんで、伺いましたら、4人減ではあるけれども、長岡市教育委員会が持っておった基準どおりにやった場合はこうなって、要求どおりですという答弁をいただいて、はあ、そうですかとそのときは理解したつもりだったんです。まあその後の精査の上でまた人数、金額が多少変わったんだと思いますけれども、確かにこの教育補助員の活用については現場、特に校長、教頭からは大変ありがたいということを私もさまざまな学校から伺っております。ここら辺の経緯がもしわかりましたらお聞かせいただけますか。 ◎腮尾 学校教育課長  まず、人数につきましては、本年度が46人だったんですが、新年度は42人という数字でありまして、あとのプラス2人につきましては川口町分ということで、合計44人ということでございます。 ◆大平美惠子 委員  松井委員のほうからもそういう発言がありましたけれども、今御説明をいただきまして、数だけではないというのはもちろんそのとおりだと思うんですけれども、やはりこれをサポートできる体制というものがまた必要になる。その2人が減らされたことで、サポートする体制というのが学校、また地域にも必要になってくるわけで、その2人減った分をカバーするようなボランティアの先生や出前授業、それから小・中連携のいろんな交流授業などでチームで子どもたちを見ていくという体制を今後もぜひ続けていっていただきたいと。そしてまた、来年度はこの数字が少しでもアップしますように心から期待をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  同じページですけれども、熱中!感動!夢づくり教育推進事業費の中のふれ愛芸術体験事業開催経費が上がっております。このふれ愛芸術体験事業というのは一まとめに書いてありますけれども、メニュー的に新年度はどのようなものを考えていらっしゃるのでしょうか。 ◎腮尾 学校教育課長  メニューの内容は新年度では変更ございませんで、本当に地元にゆかりのある芸術家の方を学校にお呼びするというスタイルでやっておりますが、内容的にはバリトン歌手の方、ソプラノ歌手の方、あとピアニスト、それから書家、あと日本画家、能楽師と、以上6名の方からいろいろ御指導いただいているという事業でございます。 ◆大平美惠子 委員  このふれ愛芸術体験事業に関しましても現場でいろいろな声をお聞きしますが、やっぱり間近で、本当に目の前でそういうすばらしい技術、わざを持っていらっしゃる方に触れ合えるということで、大変評価が高い事業だと思います。それで、学力テストの話が昨日出ましたけれども、どちらかというと体を使って身体的に感動を得たり、それから演劇の体験のように自分自身が自己表現をしたりとかというような場面が現代の子どもにはとても欠けている面だと思うので、これはとても大事な事業だと思います。ぜひ今後も続けていっていただきたいというふうに思っています。  続きまして、「熱中!感動!夢づくり教育」に関しての推進協議会と推進会議というのがあります。この推進協議会と推進会議というものは名前は似ているんですが、それぞれの目的、それから構成メンバーと、どういう内容の会議なのかということについてお知らせください。 ◎腮尾 学校教育課長  推進協議会につきましては、この構成メンバーは全員じゃないんですけれども、小・中学校の校長先生がメンバーの会議でございまして、「熱中!感動!夢づくり教育」の中で主に小学校、中学校を中心にやっていただく事業についての会議を持っていただいて、運営していただいていると。旧人材教育の流れをくんでいる部分がありまして、その当時からの組織でございます。  それと、推進会議につきましては、この「熱中!感動!夢づくり教育」をこれから推進していくというか、毎年改善を加えながらまた事業を組み立てていくということで、市民、有識者の方あるいは学校教員の方を中心に委員を委嘱いたしまして、その会議を年2回から3回持っているということで、その会議の開催でございます。 ◆大平美惠子 委員  そうすると、市民の方、有識者の方がまざって長岡の教育に関する一つの評価というようなこともここでやられて、そしてまた次年度のメニューの材料になっていくというふうなサイクルがなされていると考えてよろしいですか。 ◎腮尾 学校教育課長  はい、そのとおりでございます。特に本年度は夢づくり教育が5年目ということでございまして、一応中間評価ということを行いまして、全60事業につきまして本年度に評価を行いました。その結果をこの推進会議にお伝えいたしまして、一応御了承いただきまして、また次年度に向けて改善していくというお話をいただいておりまして、そういった会議でございます。 ◆大平美惠子 委員  はい、わかりました。  済みません。それじゃあ、次の質問なんですが、377ページの幼稚園費の中で、職員の人件費が7人になっておりまして、これは2人減員になっていると思うんですけれども、この幼稚園の職員の人件費が減ったわけは、子どもの数というか、園児の数が減ってきているということなのでしょうか、それとも内容にちょっと変化があるということなのでしょうか、お聞かせください。 ◎若月 保育課長  これは、園児の数が少なくなっていることによって、正規職員が減っているということでございます。 ◆大平美惠子 委員  長岡市立の幼稚園は2園ということで、これはちょっと合併前のいろいろな経緯があるということを承知しているんですけれども、今のお話のようにこの長岡市立の幼稚園の子どもの数が減ってきていると。働くお母さんがふえて、どうしても保育所的なところへのニーズが高まっているのかなとも感じられるんですが、先ほど認定こども園のお話が出ていましたけれども、その認定こども園は私立のほうからのニーズにこたえるということでしたが、この幼稚園の存在というようなことを長岡市として今後どのようにしていこうというふうに考えていらっしゃるのか、その検討などが始まっているのかどうかをお聞かせください。 ◎若月 保育課長  今、大平委員がおっしゃったとおり、合併によりまして与板地域の与板幼稚園、それから和島地域の和島幼稚園という2園が長岡市立の幼稚園になりました。おっしゃるとおり、保育所に対する保護者のニーズが多くなって、今幼稚園はどんどんと減っている状態でございます。今後につきましては、またその状況を見ながらどのようにしていくかというのをこれから検討していくという段階でございます。 ◆池田彌 委員  学校の給水関係で少しお伺いいたしたいと思っています。  各項目別に貯水槽の清掃が  これは定期的に行われることになるんだろうと思いますけれども、その辺の検査、清掃、これの定期的なものはどんなふうになっておるんでしょうか。 ◎武樋 学務課長  貯水槽の清掃の関係ですけれども、説明書でいいますと、小学校費ですと363ページに学校保健管理費に貯水槽清掃手数料ということで上げさせていただいておりますけれども、貯水槽を持っている学校について、年1回実施しているものでございます。 ◆池田彌 委員  その年1回の清掃ですが、ただ私が心配するのは、一昨年でしたか、貯水槽はいいんですけれども、校内の配管のパイプ内を人間で言えば内視鏡みたいので、どんどん、どんどん見せていただいた経緯があるんです。もちろんその中を見れば、恒久的に非常にいぼいぼになっていたり、もうたまっておるといいますか、こぶができておるというようなものが見受けられるんですが、そういう校舎内の配管については定期的な検査はあるんでしょうか、ないんでしょうか。 ◎押見 教育総務課長  定期的な検査ということで特に義務づけられているというふうに承知しておりませんので、定期的な検査は行っておりませんが、例えば異物が出るとか、あるいは赤水というような問題もいろいろございます。例えば説明書でいいますと371ページなんですが、学校給水・暖房設備改修事業というところである程度老朽化というのも私どもとしては認識しております。それらの状態を見ながら、配管であれば全面改修とかというような事業も計画的に進めていきたいというものでございます。 ◆池田彌 委員  私は、異物が出たときとか、赤水が出たときはおしまいなんだと思っています。そういうものが給水されておることになったら、もうこれは大変なことになるわけですので、今言われましたような抜き打ちといいますか、それより定期的に要所要所の検査があったほうがいいんじゃないかなという気持ちはいたしておりますけれども、その辺のお考えはいかがなものでしょうか。 ◎小野塚 副市長  今、教育費のところの質問ですが、これは一般的に公共施設の管理上の問題として、学校だけじゃなくて、公営住宅もあります。それから、保育園もありますし、幼稚園もあります。いっぱいことあるわけです。本庁舎もありますから、一般的には赤水対策とか、それから高架水槽、こういうものについては定期的に  今施設の維持補修のための計画をつくっていますので、目視でやれるもの、それから水を出してみて異常があるかどうか、それからもう1つは、やはり高架水槽は長期間使わないと飲料水の塩素濃度が低くなったり、いろいろありますので、そういうことを包括的に管理する計画をつくっていまして、今年度は一応目視で外壁等はみんな行いました。そういう中で、学校だけじゃなく、他の公共施設もきちっと管理をしていきたいと、こう思っております。 ◆藤田芳雄 委員  それでは、二、三お尋ねいたします。  説明書の355ページのようこそ「まちの先生」事業費409万円ですか、私も実は視覚障害者の暮らしみたいなことで年に何回か小学校や中学校に招かれてお話をさせてもらうんですけれども、これも総合学習の一環というふうに受けとめております。一般質問でもお聞きしたように、昨今総合学習の時間がかなり縮小、圧縮されてきておりますが、このようこそ「まちの先生」についてこれだけの予算が盛られておりますが、今後の方向としてはどういうふうに考えればよろしいでしょうかね。 ◎腮尾 学校教育課長  この事業につきましては、今ほど委員から総合学習の一環というお話もいただきましたが、総合だけではございませんで、昨年度の実績ですと特別活動の時間、いわゆるクラブ活動ですとか、そんな活動、あと体育のスキー、水泳ですとか、総合学習での地域学習、農業ですとか、そんなことで利用されておりまして、学校からも非常にありがたいと、助かっているという声を聞いておりますので、これについては引き続き来年度以降も続けていきたいというふうに考えております。 ◆藤田芳雄 委員  同じ関係で学校支援ボランティアは、これも地域の方が参加される学習指導ですけれども、新年度はなくなっているように思いますが、ここはどういうふうに考えればよろしいでしょうか。 ◎腮尾 学校教育課長  学校支援ボランティアにつきましては、内容的にいわゆる学習指導版の「まちの先生」みたいな感じで学校に入っていただいておりましたので、新年度からなんですが、このようこそ「まちの先生」の中にその学校支援ボランティアを全部包含いたしまして、事業を一本化して行うということにさせていただきました。    ─────────────────   〔10款6項〕 〇野口教育部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  質疑はありませんか。 ◆中村耕一 委員  済みません。1点だけ。  説明書の389ページ、先ほど説明がありました北越戊辰戦争伝承館、これは戊辰戦争関連だとは思うんですけど、どういうものを展示するのかということと、それから管理運営というのはどこがする予定になっているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎山屋 科学博物館長  大黒町に予定されています農村公園の中に建物を設けまして、その一部に北越戊辰戦争にかかわります展示を予定しているものでございます。建物の管理につきましては、今のところこちらのほうでは関知しておりませんので、申しわけありませんが、公園緑地課か、農業関係でしょうか、そういった公園の性質上、そちらのほうで管理していただくという方向で今検討を進めております。展示については今検討委員会  今ここに予算計上させていただきましたが、北越戊辰戦争関係の展示設計を22年度中に組み上げたいというふうに考えております。 ◆家老洋 委員  説明書の391ページに各地区の地区館長報酬等が書かれているわけです。これは合併からの引き継ぎというか、関連で書かれている、そしてまた管理運営もそれぞれの地区の公民館で違っているんだろうとは思うんですけれども、ひとつお聞きしたいのは、こういった方々には市のほうで報酬を出しているわけですけれども、連絡協議会とかそういういろんな形で何かお話をするような機会というのはあるのかないのか、まずお聞きしたいと思うんです。 ◎韮沢 中央公民館長  地区館長等の協議をする場というのはございません。私どもで所管しております社会教育委員会、公民館運営審議会、こういうものの中ではこの議題についてこれまで話し合いということはなかったですけれども、そういう機関としてはございます。 ◆家老洋 委員  そうすると、私もちょっとまだよく理解をしていないんですけれども、例えば小国は地区館長がお一人しかおられなくて、越路のほうは26人というふうに書いてあるんですけれども、これは長岡地域で考えると、町内の公民館みたいな形で考えていいのか。小国が1つしかないということを考えるとちょっと理解できないんですけれども、この公民館、地区館ということの定義というか、意味合いをちょっと説明いただきたいと思うんですけれども。 ◎韮沢 中央公民館長  説明書のほうで人数表記されているものの内訳ですけれども、小国地域につきましては小国地区館という、合併前の中央公民館ということになりましょうか、ここの館長報酬がお一人。そのほかの各地区には分館がございまして、ここの分館長、それから推進員、振興員という方々を含めて、各地区ではそれぞれ人数がばらついて表記されているものでございます。 ◆家老洋 委員  意味合いというか、どういう活動をしているのか、町内会の公民館みたいな形でとらえていいのか、その点をもう一度説明いただきたいと思うんですけど。 ◎韮沢 中央公民館長  各分館では分館ごとにまた公民館活動をやられておりまして、これの企画運営とか実施に当たっての仕事をしていただいていると。分館長のほうはそういうことで、ただ今おっしゃったように、町内公民館的なところも多くございます。 ◆家老洋 委員  例えば長岡地域ではコミュニティ化という形で今進んでいるわけですし、それから三島だとかは今コミュニティセンターというものを推進しているわけですけれども、長岡地域では、例えば町内公民館というのはその町内が自主運営をしているわけですので、そういったことと兼ね合わせると、こういう問題も今後精査して整理をしていく必要があるんではないかなという気がするんですけれども、その点についてお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。 ◎山崎 地域政策監  合併当時はいろいろな制度があったわけで、なかなか調整できないものについては、いい案ができるまでちょっと時間をかけてやろうよということで、今いろいろやっております。いわゆる公民館というのは、コミュニティの形成と表裏一体かなというような思いでいっぱいです。したがいまして、片や今コミュニティの形成をやっているわけですんで、それとあわせてこの問題も解決していくのかなということでございます。 ◆家老洋 委員  今質問させてもらいましたけれども、まず私が思うのは、この地区館というものは具体的にどういう形で活動しているのか。例えば今小国と越路を例に出しましたけれども、小国は中央公民館と同じような形での活動だろうと思うんですけれども、私はほかのところはちょっと違うんではないかなという認識なんです。そういうことをきちんと把握はされているんだろうとは思うんですけれども、何か今までの引き継ぎで報酬、あるいは運営等をやられているんではないかなという感じがしておりますので、これについてはもう一度というか、きちんと精査をしていただいて──私は今までやってきたことを否定するわけでもないし、継続するんなら継続するという形で、やはりきちんと意義づけをして整理していただきたいなという気がするんです。これはコミュニティとは別にやっていただきたいなと思うんですけれども、いかがなもんでしょうか。 ◎山崎 地域政策監  私は、各地域委員会でコミュニティの説明をするときに、どうしても長岡のコミュニティの説明をする場合が多いわけです。そうしますと、いや、私どもの地域ではこれこれこういったようなやり方が定着しておりますよと、それをずっとやってこられたわけですので、どちらがいいとか悪いとかじゃなくて、事実関係としてはそういった状況が出ております。  したがいまして、確かに地区公民館と、こう書いてある場合、いわゆる公民館的なもの、それから町内の地域的なものというのは、これはやはりきちんと分けるわけにいかない部分というのはどうしてもあるというふうに理解をしております。また聞くところによりますと、そういったところについては地域の方がそれなりのお金を出しているところもあるというふうに理解しております。それらにつきましては、先ほど申しましたように、やはり理想としてはコミュニティの関係とあわせていくのが一番いいのかなと。これはこれ、コミュニティはコミュニティということになりますと、なかなかまた話が厄介な部分もあると私は推察しておりますので、当面はコミュニティと並行した形で進めていきたいなと思っております。 ◆藤田芳雄 委員  説明書の394ページの3目図書館費でありますが、個別な質問というよりも全体の質問をさせていただきたいと思いますが、今年度比プラス800万円というふうになっております。日本図書館協会の調べでは、10年前との比較で施設数は1.2倍、しかしながら図書の資料費に充てる本代とか資料費に充てる予算は実に4分の3に減っているという状態の中で、図書館が非常に貧弱になってきているというようなお話を聞いております。これは全国的な例でありますけれども、本市におきましては利用者はふえているというふうにお聞きしております。また、川口町との飛び地合併がございまして、当然のことながらここにもまた図書館の利用を促すような方策をしなければいけないだろうと思います。このプラス800万円がその川口の分も含めて果たして十分な読書環境を整備するのに適当なのかどうなのか、どういうふうにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎小野田 中央図書館長  今、委員がおっしゃったように、図書館における図書費といいますか、図書館資料保存整備費というのは命でございまして、やはり大事な部分です。10年前に比べるとということでは若干ずつ下がってきてはおりますけれども、私ども長岡の図書館の場合は、おかげさまで毎年7,000万円から8,000万円程度の図書館資料保存整備費をつけていただいております。今回も、平成22年度の図書館資料保存整備費につきましては8,800万円余りという形でついております。今回川口町との合併によりまして、新たに米百俵号を川口に派遣したり、それから川口の小学校あるいは保育園等に団体貸し出しをするために、館外奉仕室の図書を充実したいということで考えておりまして、サービスのほうは合併に伴い、川口地域にも図書館サービスを広げていきたいと考えております。 ◆藤田芳雄 委員  先ほど少しお話を申し上げましたが、本の購入等の資料費が全国的には落ち込んでいるという中で、利用者はふえておりますが、図書の充実、図書の蔵書数については今後ともふやしていかなければならんと思いますけれども、新年度予算はどのぐらいでこれを考えていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎小野田 中央図書館長  先ほど申し上げましたが、図書館資料保存整備費なんですが、これは8,800万円余りになっております。これは、図書ですとか雑誌、新聞、それから視聴覚資料ですとかユニバーサル資料等の購入費、それから書誌データの使用料、本の装備代なんかにかかる経費でございます。物としての本、雑誌等の購入のほかに、実は電子図書館整備事業費の中で外部データベースなど2件を22年度に新たに追加して、市民の方の利用に供したいというふうに考えております。今図書の環境が大変大きく変わっていまして、その物としての図書と、いわゆるデジタルデータとしての情報といいますか、資料といいますか、そういうものもどんどんふえておりまして、そこら辺は状況を見ながら市民の皆様に十分な資料を提供していきたいと思っております。 ◆藤田芳雄 委員  川口等を含めて、利用者数もふえておる、あるいは地域も拡大しておるという中で、サービスにはそごが生じないようなことで努力されていくんだろうというふうに思いますけれども、今ほどもお話しになりました読書環境がといいますか、本を読む方の数がふえているという中で、高齢者や障害者が利用しやすいような図書館のまちなか移転を提案する声も一般質問でありました。私もそれについては賛成でありますし、図書館は端っこにあるより、皆さんが利用しやすいまちなかにあるべきだろうというふうに今思っております。  そんな中で、より使いやすい図書館ということで、紅白図書合戦でしたか、大変話題になりましたし、指定管理者の皆さんを中心にいろんな努力をそれなりにされているという様子がわかりますが、先ほどもお話がありましたネットミュージアム等々さまざまな企画も新年度にあろうかと思いますが、何かお考えがあり、その辺で御紹介いただけるものがあればお聞かせいただきたいと思います。 ◎小野田 中央図書館長  ことしは国民読書年ということで、市民の皆様に今まで以上に図書館を利用していただいて、大いに読書に親しんでいただきたいと考えております。年間を通して行っている読書活動の推進事業の中で、読書年のPR、図書館のPRをしていきたいと考えておりますが、具体的に言いますと、先ほどお話がありました暮れから正月にかけて行いました紅白図書合戦等もその1つです。  それから、実は1月からは職員の名札を図書館独自のものにしまして、市民の皆さんに親しみやすいものにいたしたりしております。  それで、今また計画しておりますのは、5月に予定していますエコ・ブックスフェアに合わせたり、あるいは6月の図書館の創立記念日あたりに、ミニ展示ですとか、市民によるお勧め本の紹介ですとか、ふだんはなかなか皆さんが入れない3階の閉架書庫を公開したりですとか、図書館前の広場を使ってミニイベントをやりたいなということで、今職員で計画しております。  また、時期は未定なんですけれども、図書館には大変いろんな長岡の郷土の資料がございます。例えば長岡城の絵図なんかを利用して、城下町長岡のまち歩きをしたらどうかというようなことも今ちょっと考えたりもしております。  そのほか、分館の指定管理者の方々ともアイデアを出し合いながら、時期、時期に合わせた楽しい催し物を計画して、市民の皆さんから図書館に大いに親しんでいただきたいと思っております。 ◆藤田芳雄 委員  聞くところによりますと、上越市の高田図書館あたりでは本の探し方講座みたいなこともやっているようでありますし、また県立図書館では開館日を年に18日間増やして、より使いやすい図書館とするように工夫されておるようであります。先ほどお話がありました、ことしが国民読書年ということでもありますので、今から言うのもおかしいんですが、補正予算を組んでもぜひ図書館を充実させていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。    ─────────────────   〔歳入〕  (2) 第2条 継続費中当委員会付託分 〇羽賀福祉保健部長、野口教育部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  質疑はありませんか。 ◆家老洋 委員  説明書の35ページと、それから49ページなんですけれども、35ページに教育費国庫負担金で日越小学校校舎増築事業が出ておりまして、それから49ページは教育費国庫補助金で千手小学校校舎改築事業ということで、両方とも55%の補助になっているんですけれども、ちょっと不勉強でわからないんですけれども、国庫負担金と国庫補助金、これは同じ事業をやっていて、科目が違っているんですけど、できたらそこをちょっと御説明いただけないかなと思って。 ◎押見 教育総務課長  国のほうで出すお金の補助項目といいますか、ここが単純に違うというだけでございます。もう少し丁寧にあれしますと、危険改築の場合は負担金というふうな扱いになっているということでございます。 ◆家老洋 委員  一生懸命いろいろな予算を探していただいているなというようなことを感じましたので、ありがとうございました。    ───────────────── ○鈴木正一 委員長  それでは、本案に対する意見はありませんか。 ◆松井一男 委員  議案第11号平成22年度長岡市一般会計予算における当委員会付託分について、私ども市民クラブの意見を申し上げます。  先の見えない厳しい経済状況の中、前年度比13.4%の増、活力と交流を生み出す積極予算を提案されました。経済対策として、真に必要な社会資本整備への先行投資により、市中経済への刺激と雇用対策に資するものとし、経済不況時の官の役割を果たすとされています。  当委員会付託分では、子育ての駅2施設の整備や学校施設の増改築や耐震化促進など、大いにその効用が期待されます。  さらに、出産・子育て支援の拡充、障害者支援の拡充、「熱中!感動!夢づくり教育」の継続推進など、あらゆる世代が生きがいを持ち、日々充実した暮らしが望めるように、きめ細かく配慮された予算であり、高く評価するところであります。  よって、私ども市民クラブは、本予算案に賛成いたします。 ◆細井良雄 委員  平成22年度一般会計予算についての日本共産党議員団の意見を申し上げます。  福祉、教育の面の予算については、国の補正などと絡んだ子ども手当の対応や、また学校耐震化の推進、遊具の安全性への対応など、前進面は評価いたします。  子育ての駅の事業については、3カ所目の開設に向けた多額の予算が盛られております。必要な事業ではありますが、過大投資とならないように進めていただきたい。また、その機能が十分発揮できるような運営を望みます。  一方、勤労者の所得の減少が引き続き進んでおり、就職の面でも厳しい状況が続いております。この中で、市民の生活を守る手だての一層の充実が求められており、子どもの通院医療費の小学校卒業までの助成は子どもが3人以上いる家庭に限られるなど、子育てをしている全世帯を支える立場に立ってほしいと思いますので、通院医療費の助成は、小学校卒業まで全生徒を対象にして実施してほしいものだと思います。  不況で苦しむ市民に対して、不況の中、市民負担の料金が上昇する国民健康保険や介護保険など、低所得者が多い保険制度についても、低所得者への支援のために一般会計からの繰り入れをふやし、保険料の負担を増加させないように進めることが、今最も優先して市が取り組むべきことだと考えます。
     また、子どもたちに安全な給食を供給し、食育の大事な現場である学校給食の現場が、ことしも小学校3校で業務委託されることになることについては反対であります。  以上の点から、22年度一般会計予算については反対といたします。 ◆中村耕一 委員  平成22年度長岡市一般会計予算の当委員会付託分について、私ども公明党の意見を申し上げます。  景気の低迷が長期化し、厳しい経済・雇用状況が続く中、ともすれば縮小へと向かう予算の中で、教育においては「熱中!感動!夢づくり教育」の推進のために、アシスタントティーチャーの配置や教員の資質向上のための教員サポート錬成塾を開催するなどの各種教育環境の整備を推進しております。  教育環境では、耐震化や学校施設の整備充実、学校遊具の安全対策、そして子育ての駅の整備、運営など、子育てに対しても長岡方式とも言える支援を充実させております。  また、無料クーポン券による女性特有のがん検診や生活保護からの自立に向けての就労支援相談員の強化、高齢者や障害者の暮らしの支援の継続など、市民の生活の安心を守る政策も着実に進めていると評価できるものであります。  しかしながら、経済・雇用状況はこれからも予断を許しません。その中で望まれるものは、市民の側に寄り添う心ある市政の実施であります。今後とも市民の側に立った姿勢を強く要望し、本予算に賛成をいたします。 ○鈴木正一 委員長  議案第11号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○鈴木正一 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※────────   午前11時53分休憩    ─────────────────   午後1時開議    ────────※──────── 2 議案第12号 平成22年度長岡市国民健康保険事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第12号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆細井良雄 委員  2点ほどお聞かせ願いたいと思います。  まず、第1点としては、資格証明書の発行について、この間生活困窮者についての発行には万全を期すべきとの国の通達もあり、病気のときには本人の申し出で短期保険証に切りかえて発行されてきたものであります。長岡市では、その資格証明書の発行、要するに取り上げの部分ですね。これについての対応はこの間変わっていないのかどうか、お聞かせを願いたいと思いますし、資格証明書の発行についてはこの間多くの自治体がそれを控える動きが出ていますが、この点についてどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。また、資格証明書の発行状況、これについてもお聞かせ願いたいと思います。 ◎羽賀 福祉保健部長  ただいまの御指摘につきましては、私は何回となく本会議でも御説明をいたしているものでございまして、何ら変わるものではございません。現状では、私どもは決して機械的に交付をするというようなことはいたしておりませんので、今後とも懇切丁寧に納付相談をさせていただきながらきめ細かくやらせていただきたいと、こう思っております。 ◆細井良雄 委員  まず、現状についてお知らせいただきたいと思います。 ◎鈴木 国保医療課長  資格証明書の交付件数でありますが、2月1日現在703世帯となっておりまして、昨年度に比べまして64世帯の増となっております。 ◆細井良雄 委員  これについては論が異なるかもわかりませんけど、我々はなるべく資格証明書の発行はしないということで進めるべきだと考えておりますし、各地の市あたりでこれを出さないという形で一生懸命努力している市町村もあるわけでありますので、今後ぜひ考えていただきたいところであります。  次に、一般会計の繰り入れは今年度と同じくなっているようでありますが、川口分の合算があるはずでございます。たしか3億円近くの事業費であるはずでございます。川口がこの間一般会計からの支援をしていれば、その分は当然ここにのってこなけりゃならんと思いますが、川口についてはこの間財政が厳しかったんで、なかなかそれができなかったかもわかりませんけれども、この辺についてどのように対応したのか、お聞かせ願いたいと思います。 ◎鈴木 国保医療課長  川口町の予算規模につきましては、21年度で4億7,000万円ほどとなっております。それで、川口町の一般会計繰入額でありますが、20年度は1,900万円ほどの制度外繰り入れを行っております。21年度につきましては、1,300万円ほどの繰り入れを予定していると聞いております。そういったことで、合併するときにはこの繰り入れを行って長岡市と一緒になるということになっております。 ◆細井良雄 委員  長岡市の一般会計の繰り入れというのは、保険料の上昇やなんかをさせないために、こういう時期ですので、市町村が一般会計から振り込むものでありますが、長岡市のこの予算で見ますと、去年からことしにかけて変化はないと、4億2,000万円ぐらいしか入っていないというふうに考えるわけで、そこは先ほど言いました川口のものを合算したわけではないかもわかりませんけど、そこはどういうふうに考えられますか。 ◎鈴木 国保医療課長  22年度の長岡市の予算に当たりましては、川口町と長岡市両方の加入世帯、加入被保険者数、それから双方の医療費、保険給付費になりますけれども、そういった歳出を両方合わせた中で一般会計繰入金も算出しているという方法でございます。 ◆細井良雄 委員  国保料の算定についてはなかなか難しい面もありまして、私もわからない、つかみ切れないところもあったもんで、国保医療課長に聞かせていただいたら、ことしは1世帯当たり5,000円程度の値上げになりそうだという話をされています。こういう不況の時期ですんで、この値上げはぜひ回避していただくということを我々は望んでいたわけですけれども、そういうような状況であるというふうに聞いております。これを抑えるためには、2億円程度を一般会計から投入さえすれば抑えることができるんではないかというふうに考えているわけですけれども、この点についてはどのようにお考えか、お聞かせ願いたい。 ◎小野塚 副市長  確かに制度外繰り入れをもうちょっと出せば、現行、21年度並みに据え置きということは当然でございます。しかしながら、国民健康保険に入っている人も、入っていない人も、税金を納めているという一つの考え方がございまして、国民健康保険法の制度の中では制度外繰り入れはしてはならないという一つの基準がございます。ただし、そうであっても今回は4億2,000万円ほどの制度外繰り入れを維持しているということでございますので、御理解いただきたいと思います。  それから、川口町分につきましては、今長岡市の見積もり分と川口町の見積もり分を合算して予算計上してございますので、トータルとして川口町の制度外繰り入れも含めて4億2,000万円と、こういうことで御了解いただきたいと思います。 ◆細井良雄 委員  そういうことであれば、繰り入れについては長岡市は去年と同じわけですんで、そういうことになると、川口分については吸収されて、川口分のものをのせていないといいますか、そういう格好になってしまうんじゃないかというふうに私は感じているわけであります。これについては、もっと一般会計の繰り入れも必要だというふうに私は考えております。 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  議案第12号平成22年度国民健康保険事業特別会計予算案について、日本共産党議員団の意見を申し上げます。  引き続く不況の中で、職を失い、国民健康保険に加入する人たちが引き続きふえています。しかし、残念ながら本予算では、1世帯当たり5,000円強の保険料の値上げが計画されているものであります。もう2億円一般会計からの繰り入れをふやせば、これは回避できるものであります。このようなときにこそ市は一般会計の繰り入れをふやし、値上げを抑えるべきと考えます。  また、多くの自治体が中止に踏み出している過酷な保険料滞納者への保険証の取り上げは、やめておられません。市民の医療セーフティーネットでもある国民健康保険の運営が厳しい不況の中でこそ、安心して医療が受けられる制度として運営すべきであります。  よって、本案件には反対するものであります。 ◆加藤尚登 委員  それでは、平成22年度国民健康保険事業特別会計予算について、市民クラブの意見を申し上げます。当予算について、市民クラブは賛成といたします。  医療の高度化と生活習慣病の蔓延など、医療財政を圧迫する環境圧力が強まる中、市民の約24%に当たる6万7,000人ほどが加入している長岡市国民健康保険は、厳しい財政状況が続いています。不況が続き、市民の経済状況も苦しさを増している中、財政調整基金2億8,000万円を取り崩し、さらに一般会計からの制度外繰入金も4億2,000万円投入するなど、保険料の上昇額を抑えるために配慮されている予算であると認めます。  今後は、特定健診の受診率向上やながおかヘルシープラン21、長岡市食育推進計画などに真摯に取り組むことで、退職者で40万6,000円、一般の方で28万7,000円の現在の1人当たり医療給付費を下げていく努力をしていただくことと、積極的に自己管理、健康管理に励んで、医療給付を低く抑える努力をした方にそれなりのメリットが生じるような方策などを研究していただくことをお願いして、賛成意見といたします。 ○鈴木正一 委員長  議案第12号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○鈴木正一 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 3 議案第13号 平成22年度長岡市国民健康保険寺泊診療所事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第13号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  議案第13号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 4 議案第14号 平成22年度長岡市老人保健事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第14号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  議案第14号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 5 議案第15号 平成22年度長岡市介護保険事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第15号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆加藤尚登 委員  説明がなかったんですが、説明書の特83ページ、説明欄の上のほうの一般管理費の嘱託徴収員報酬が7人となっておりまして、今年度は1名で156万円ほどが計上してありました。人数がふえて経費が減っているというところに何か秘訣でもおありなんでしょうか。 ◎瀬下 介護保険課長  嘱託徴収員報酬の件でございますけれども、これは私ども介護保険課では、平成18年度から保険料の徴収員制度ということで要綱をつくりまして、1名を徴収に当たらせております。平成21年度からはその方が国保医療課でやられております後期高齢と介護保険の2つの保険料の徴収をしてきたところなんですが、このたび平成22年度におきましては、さらに国民健康保険料もあわせて徴収をするということで、今国保医療課におります6名の徴収員の方とあわせて、合併地域も含めまして全市域を網羅した形での徴収体制を組んだということです。ここに書いてございます37万1,000円というのは、介護保険料の徴収の分に係るいわゆる能率給、保険料に100分の4.2を乗じた額をお支払いするということでの予算計上になっております。 ◆細井良雄 委員  介護給付費準備基金についてお伺いしたいと思います。たしか第4期の当初年度において始まったときには、約13億円の介護給付費準備基金があったかと思います。新年度が2年度目であります。その中で、今回も2億5,000万円程度の取り崩しがあるかというふうに思いますが、3年度目に向けての展望をしますと、これが大変厳しくなるというふうに考えているわけですが、この点についていかがお考えでしょうか。 ◎瀬下 介護保険課長  今委員がおっしゃいましたように、確かにこの第4期の計画を策定する段階におきましては、今ほど言われたとおりの基金残高がございまして、この第4期の平成21年度から23年度の間の計画といたしましては6億3,000万円ほど基金を崩しまして、決めた保険料を3年間維持するという形で今現在推移しております。ただ、平成21年度がここで終わろうとしておりますが、この見込みにつきましては、当初の見込額よりは若干ふえるのかなという感じでおります。 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  議案第15号平成22年度介護保険事業特別会計予算についての日本共産党議員団の意見を申し上げます。  今回の介護保険予算には、国の不況対応の中、介護施設建設の前倒し実施などや独自の介護予防の事業の開始など評価される面もありますが、介護利用世帯には負担が重くのしかかっております。家庭所得の減少の中で、介護サービスの利用を控える認定者も広がっており、このような中での保険料の値上げは介護家庭にとっては大変な負担増加となります。施設整備で利用者がふえれば、自動的に保険料の負担にはね返って上昇する制度自体に問題点もありますが、市民が不況で苦しんでいる中、これ以上の負担を強いることはやめるべきであります。  予算内容を見れば、第4期計画の当初には約13億円あった介護給付費準備基金も、大きく減少してしまう見込みでございます。一般会計などからの支援がないと、第5期計画に向け大幅な料金値上げが早晩進められる事態にあります。私たちは、国の負担を抜本的にふやすことを国に強く要望すべきと考えます。また、本市としても、必要な支援を進めて介護関係者の生活を守っていく立場に立つべきであると考えるものであります。  よって、この議案には反対いたします。 ◆加藤尚登 委員  それでは、議案第15号平成22年度長岡市介護保険事業特別会計予算について、市民クラブは賛成といたします。  高齢化の進展に伴い、保険給付費の自然増が発生し、この介護保険事業の財政状況も厳しいものがあります。さらに、介護現場の職員待遇改善が叫ばれ、国から介護従事者処遇改善臨時特例交付金が措置されたとはいえ、介護給付費準備基金を当初の見込みを上回って取り崩す必要に迫られましたが、その結果、平成22年度の介護保険料は9段階中の5段階目の基準額で、年額5万2,700円、月4,392円に抑えられました。高齢者がいつまでも明るく、そして安心して生きがいを持って暮らせる長岡市建設に邁進していただくようお願いしまして、賛成意見といたします。 ○鈴木正一 委員長  議案第15号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○鈴木正一 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 6 議案第16号 平成22年度長岡市診療所事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第22号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆松井一男 委員  説明書の特107、108ページ、県補助金の5,000万円でございますけれども、多分柏崎刈羽原子力発電所の立地に伴う補助金だと思いますが、過去の予算書を見ても5,000万円ずつずっと同額が計上されておりますけれども、いつまで続く補助金でございましょうか。 ◎佐野 健康課長  今のところ国のほうからは、これを取りやめるという話は聞いておりませんので、22年度も計上させていただいているところでございます。 ◆松井一男 委員  先ほどの福祉保健部長の説明では、赤字の補てんを一般会計から繰り入れしながら、一見しますと5億円弱の歳入歳出の中から、この県支出金が1割、一般会計から1割、そういう状況ですから、これがないと成立しないような補助金なわけですけれども、いずれもこの2つの施設は合併に伴い引き継いだものだと理解しておりますけれども、ほかの地域ではいわゆる医療法人社団なり、民間医療施設なりがこういう医療機能を果たしているわけですけれども、どういった方向を目指すべきなのか、もしお考えがありましたらお聞かせください。 ◎羽賀 福祉保健部長  診療所につきましては、きのうもお話を申し上げましたように、私どもは地域医療を支える、守るという姿勢、精神でおりますので、今後ともその姿勢で運営をしてまいりたいと、こう考えております。ただ、時代によりましてはその辺の検討も要するのかなと思いますけれども、現時点につきましては私どもは地域医療を守るという姿勢で取り組ませていただきたいと、こう考えております。 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  議案第16号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○鈴木正一 委員長  御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── 7 議案第21号 平成22年度長岡市後期高齢者医療事業特別会計予算 ○鈴木正一 委員長  議案第21号を議題といたします。 〇羽賀福祉保健部長 〔予算書及び説明書にて説明〕 ○鈴木正一 委員長  まず、質疑はありませんか。 ◆細井良雄 委員  この後期高齢者医療制度については、県の広域連合の中で基本的な内容を進めているというふうに考えますが、この広域連合の審議内容が手元にありまして、これを見させていただくと、22年度と23年度については何とかこの広域連合が持っていた剰余金を取り崩して保険料の値下げをする方向だということが入っておりますけれども、この経過についてちょっとお聞かせいただきたいというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ◎鈴木 国保医療課長  後期高齢者医療制度の保険料につきましては、平成22、23年度の保険料費の改定ということで広域連合議会が開かれたわけでありますが、そこでは保険料を試算しますと、均等割で2,800円ほどの上昇、所得割で0.3%ほどの上昇で、1人当たり3,000円ほどの上昇になるというところでありますが、剰余金がありますので、それを充てて保険料を引き下げなさいというような国からの通知もありまして、22年度、23年度の保険料率につきましては20年度、21年度と同額の保険料率ということで、均等割額は3万5,300円、所得割率は7.15%という率で決定しております。 ◆細井良雄 委員  この後期高齢者医療制度については、前回の選挙で大変問題になって、廃止せよという話になっていたわけですけれども、これについて市はどのように考えていらっしゃいますか。 ◎羽賀 福祉保健部長  このことも私は何回となくお話をさせていただいているかと思いますが、結局廃止をしてもとの老人保健制度に戻すということが果たしてそれでよろしいのかどうかという議論、これもあろうかと思っております。ですので、本会議でも申し上げましたが、今国は改めてこの制度の構築を図ると、こういうお話でございますので、私ども長岡市の立場といたしましては、この動向をしっかりと見守ってまいりたいという考え方でございます。 ○鈴木正一 委員長  それでは、意見はありませんか。 ◆細井良雄 委員  議案第21号後期高齢者医療事業特別会計予算についての日本共産党議員団の意見を申し上げます。  後期高齢者医療制度につきましては、国民の厳しい批判の中、さきの総選挙では政権党になった民主党が制度の廃止と診療報酬の引き上げを国民に約束していたものでございます。ところが、選挙後、今この約束をほごにして、制度の廃止を4年後まで先送りし、現行制度存続を打ち出しました。  また、負担を抑制する措置として保険料の増加分については国の補助を行おうとしてきましたが、補正予算でも新年度予算でもその措置はされず、広域連合の剰余金の活用等自治体の努力でこれをせよというものであり、多くの自治体や広域連合などからも厳しい批判のあるところでございます。  新潟県の広域連合では、剰余金を取り崩して保険料の値上げを抑えておりますが、この制度は早急に廃止するのが国民に対する責務だと言わなければなりません。高齢者を差別し、低所得者まで負担を強いるこの制度を私たちは廃止すべきとの立場にあります。この案件に対しては反対をいたします。 ◆池田彌 委員  それでは、平成22年度長岡市後期高齢者医療事業特別会計予算についての市民クラブの意見を申し上げます。  この後期高齢者医療制度は、創設以来さまざまな問題が指摘されてきましたけれども、国あるいは県は所得の低い方へのさらなる負担軽減を図るとともに、年金からの天引きも選択制にするなど、その目的に沿うような制度改正もるる行われてきたわけでございます。急速な高齢化に伴い、増大する高齢者の医療費を社会全体で支え合うこの制度の継続と充実を図ることに本予算はなっております。  よって、平成22年度長岡市後期高齢者医療事業特別会計予算については、現時点においてはこれは必要不可欠なものであると理解し、本予算に賛成をいたします。 ○鈴木正一 委員長  議案第21号は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 ○鈴木正一 委員長  挙手多数。よって、本案は原案のとおり決しました。 ・議決事由 原案のとおり可決    ────────※──────── ○鈴木正一 委員長  これにて散会いたします。   午後2時1分散会    ────────※────────...